港を行き交う船はほとんどが三島型で,時代背景をよく表している。丘の上から見える港の風景、船のファンネルマーク。そういったものを見ると、船を降りて20年過ぎた今も船乗りのつもりでいる自分に気づく。遠洋航海で寄港した外国の港や母港に帰ってきたときのことなどを想い出して、物語に引き込まれ,感動した。
ところで,映画のポスターでは旗ざおに少女が掲げる旗が「数字旗の1の下にアルファベットUW」になっており,映画のはじめの頃にタグボートに掲げる旗は「回答旗の下にアルファベットUW」となっていることに気付いた。
この件については,現役の練習船船長をしておられるCAPT.IMOさんのブログで詳しく説明されているのでここでは省略する。
CAPT.IMOさんが説明されているように,UW1についてはともかく、物語の全体が大切なので、素直に良い映画だったと満足した。
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