2012-12-12

湘南丸帰港

本校の実習船湘南丸が約2ヶ月の遠洋航海実習を終えて三崎港に入港した。

今航海の実習生は専攻科8名だった。三級海技士の資格を取得するための航海・機関の実習とともに,鮪資源調査を兼ねた鮪延縄漁業実習もおこなった。

漁獲物は通関後に水揚げし,セリにかけて神奈川県の収入となる。

入港の朝,富士山がきれいに見えた。


朝日を背に入港。


いよいよ着岸


まずは漁獲のサンプルを魚市場に。

2012-12-08

すべての学校で進める海洋教育

東京大学海洋アライアンス海洋教育促進研究センター主催の第6回シンポジウム・海は学びの宝庫「すべての学校で進める海洋教育」に参加した。


東大の銀杏並木。この先に安田講堂がある。

1. 小中学校の海洋教育実施状況に関する全国調査の結果

2. 三浦市における海洋教育の取り組み

3. 海外における海洋教育推進の事例(カナダ,台湾,オーストラリアなど)

4. 座談会(文部科学省教科調査官,海洋教育促進研究センター研究員他)


日本の領土面積は約38万km²で世界第61位だが、排他的経済水域の広さでは世界6位である。この事実を背景として,海洋基本法は第 28 条(海洋に関する国民の理解の増進等)で国民が海洋に関する理解と関心を深めることができるよう、学校教育及び社会教育において「海洋に関する教育」の推進することを求めている。


海を学びの場とする水産高校は,日本の海洋教育の一翼を担うべく,視野を広げて行く必要がある。