東京都近代美術館フィルムライブラリーで開催されている「川喜多かしことヨーロッパ映画の黄金時代展」に行き,午後1時から「ミモザ館」を観た。1936年に日本で初公開されたフランス映画で,養子に対する養母の愛情,養子の嫁と養母の軋轢をテーマにしたもの。
以前勤めていた職場の上司(その人は女優南風洋子と映画監督若杉光夫の甥)がとても映画好きな人で,学生時代にフィルムライブラリーで1000本の映画を見たと語っていたことから,フィルムライブラリーにずっと興味を持っていたが,その話を聞いてから20数年ぶりに初めて訪れた。東京駅八重洲口から10分ほどのオフィス街にあって,平日というのに満席だった。永い間気になっていた場所を初めて訪れて,自分の父親が青年のときに観たであろう映画を鑑賞することができてとても満足した。
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