銀座マリオンの朝日ホールへイタリア映画祭を観に行った。
連休中に毎日4本日替わり入れ替えで全12本の上映だが、全部はとても無理なので『やればできるさ』ジュリオ・マンフレドニア監督(2008年作品)だけ観た。
1980年代に精神病院の廃止が進められていたミラノでの実話をもとにした作品で、上映後には客席から大きな拍手が沸き上がるほどの感動作だった。
自閉症や統合失調症などの患者が自立するために,寄木細工で床を仕上げる内装業を立ち上げる話なのだが,行政からの支援事業としてではなく,患者が収益を分配し,社会の一員として自立しようとする。病気を抱えながらも社会を支える一員としての自立を目指すソーシャルスキルトレーニング (Social Skills Training)の難しさが描かれているものの,題名の通りにとてもポジティブな内容だった。
0 件のコメント:
コメントを投稿