2009-05-26

応援団における情報伝達?

 5月23日土曜日,外苑前の神宮球場へ東京六大学野球,明治大学対法政大学を観戦しに行った。この日までで法政勝点4,明治勝点3。法政が明治に勝ち点をあげれば法政が優勝。明治が法政に勝ち点をあげると,勝ち点,勝率ともに同率となり,優勝決定戦に持ち込まれる大切な試合だった。
 野球を見るのは好きだが,あまり詳しくない。応援団を見る楽しみ半分,野球を見る楽しみ半分で昨年から神宮へ足を運ぶようになった。この日の試合は,8回から救援登板した1年生ピッチャーが,同点で迎えた延長10回の表に2点タイムリー安打し,その裏を自分で三者凡退に抑えて勝った。翌24日は見に行かなかったが,法政が9回裏にサヨナラホームランで劇的に春季リーグ戦の優勝を決めた。


 1枚目の写真は応援団リーダーによる応援指揮だ。他の団員は観客席に向いているので,このリーダーには背を向けていることになる。そうすると,観客席を向いている団員たちはリーダーが何をやっているのか見えない。そこで,二枚目の写真。



 アルプススタンド最上段に,リーダーの振舞いをそのままコピーしたように演ずる団員がいる。彼は「鏡」と呼ばれるらしい。リーダーに背を向け,観客席を向いている団員たちは,この「鏡」君を見て応援の流れを把握している。なかなか面白いシステムである。他の大学応援団も同様らしい。

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