初日は五十嵐先生と共同で開発して実践を重ねてきた教材「10cmはどれくれい?10秒はどれくれい?」をポスターとミニワークショップを組み合わせて発表した。
ポスター会場がやや手狭だったが、先生方や教科書会社の人たち40余名に〈紙テープを切る→計測する→データをワークシートに記録する→切ったテープをワークシートに貼る〉という一連の活動を体験してもらえた。
得たデータをその場で表計算ソフトに入力し、ヒストグラムと箱ひげ図に表せるように五十嵐先生が仕込みをしておいてくれたので、参加した先生方には、実際の授業ではどのように展開するか、具体的に理解していただけたと思う。
授業で表計算ソフトを扱うときに、「ワープロパソコン教室」にならないよう、生徒にとって〈Reality、Identity、Social Significance、Participation〉のある授業デザインを意図した実践である。
五十嵐先生と私がそれぞれの学校で行い、五十嵐先生がさらにリファインして、平成24年度からの数学Ⅰ「データ分析」との連携ができるようにした。このことは、学習指導要領に「情報科の学習成果が他教科等の学習に役立つように」と明記されていることに対応する。
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