2012-01-11

木住野トリオ

娘と久々に木住野佳子(pf)のライブを聴きに行った。場所は東京駅丸の内南口近くの東京ビルTOKIA2階のコットンクラブで、とても豪華な店だ。



 今日のメンバーは西嶋徹(b)岡部洋一(Perc.)とのトリオ。



 木住野さんが1stアルバム(Fairy Tale)を出した1995年頃からずっとライブに通っていて、一時期は都内へ毎月聴きに行っていたが、最近はご無沙汰していたのでとても久しぶりだった。オリジナル、スタンダード、タンゴ、ボサノバ、サンバなどとても聴き応えがあった。客席から声をかけられた時の当意即妙の受け答えもまた楽しい。

 暮には東日本大震災被災地を応援するチャリティツアーを行い、盛岡では水に浸かってしまったベーゼンドルファの復活に際して入魂式さながらの記念コンサートが行われたそうだ。



 岡部洋一はカホンに座り、通常のドラムセットとはかなり違う、私には名前もわからない楽器を次々と繰り出して、叩けるものは何でも叩く、音の出るものは何でも使う楽しい演奏だった。

 タンゴ2曲は有名な曲でもあったし、西嶋徹をフィーチャーして会場が大いに沸いた。



 コットンクラブは通常2部入替制のところ、今日は入れ替えなしで休憩をはさんだ2ステージを堪能した。

 【演奏曲目】
1stステージ
  • Hope(オリジナル)
  • 雪待月(オリジナル)
  • 凛嶺(オリジナル)
  • 上を向いて歩こう
  • おいしい水 (Agua de Beber;アントニオ=カルロス=ジョビン)
  • BOSSA DE FUNK(オリジナル)

2ndステージ
  • Danny Boy(ロンドンデリーの歌;アイルランド民謡)
  • Waltz For Debby(ビル=エヴァンス),5拍子アレンジ
  • FACE(オリジナル、アルバム「FACE」のタイトル曲)
  • ジェラシー(Tango Jalousie;Jacob Gade)
  • リベルタンゴ(Libertango;Astor Piazzolla)
  • 極楽鳥(オリジナル)
  • ベラクルーズ(VERA CRUZ;Milton Nascimento)

アンコール
  • ワン・ノート・サンバ(One Note Samba;Antonio Carlos Jobim)

0 件のコメント: