2009-06-19

水産教育研究会

 6月18日から19日にかけて一泊二日で『全国水産高等学校水産教育研究会 関東・東海地区研究協議会』という催しに出席した。

全国47校の水産高校(普通科併置などを含む)を,北から南まで7ブロックに分けたうちの関東・東海地区11校の研究協議会である。
 5つの分科会に分かれて発表が行われた。私からは,昨年11月に横浜国立大学で開催された「ヒレ推進コンテスト」に生徒が出場したことと,その概要を本年3月14日に東京海洋大学で開催された「海洋教育セミナー(日本海洋工学会主催)」で,生徒自身が大学院生や大学生と同じ演壇から発表したことを報告した。
 ヒレ推進コンテストに参加しただけで終わらせず,その体験を公の場で発表することで,生徒は「何を体験したのか」,「そこにどんな意味があったのか」,「その体験をこれからの自分たちにどう反映させたいのか」を振り返り,体験を学びに昇華させることができたというのが報告の趣旨であった。
 残念ながら,全国大会への選出は「次点」ということだった。しかし,今回の研究協議会での報告を通して,自分自身にとっても,ヒレ推進コンテストへの出場と海洋教育セミナーでの発表を指導したことを振り返る良い機会となった。
 

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