2012-02-24

三級海技士(機関)の筆記試験結果

海技従事者国家試験(三級海技士(機関)筆記試験)の合格発表があった。
 専攻科生6名のうち2名は昨年7月に合格しており,残り4名のうち2名が今回合格した。あとの2名は1-2科目を残す「科目合格」となった。

 本校専攻科は国土交通省から「内燃機関三級海技士(機関)第一種養成施設」の指定を受けているので,三級海技士相当の水準で実施する学校の修了試験に合格すれば,次の関門である口述試験を受験することができる。しかし,生徒は取り扱える機関を内燃機関に限定される「内燃機関三級海技士(機関)」ではなく,限定のない,従って蒸気タービンもガスタービンも取り扱うことのできる「三級海技士(機関)」の取得を目指して勉強してきた。

 模擬試験を行ったり,高校生には少々敷居の高い専門書を使ったりもしたが,生徒はよく頑張った。全員合格の目標を果たすことはできなかったが,科目合格だった彼らも,4月には何とか合格することができるだろうと期待している。

 4月からまた新たな生徒が座学課程に進級してくるので,井上ひさしの座右の銘のように「むずしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく」なるように授業を工夫して頑張りたい。

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