専修大学ネットワーク情報学部コンテンツデザイン総合演習の発表会を見に行った。
これは2年生の後期に必修でグループワークを行って課題制作を行った成果の発表会で,見に来た人に対してポスターセッションのように各グループの展示の前で学生が説明を行う形式だった。気軽に質問もできるし,学生と交流もできるので,この形式はなかなか良いと思った。
大きく3つの課題(サイネージコンテンツ,呼吸する文庫,e-sportのプロモーション)に分かれ,それぞれ5~6のグループで課題制作を行う。各グループは5~6人で編成されている。特に「呼吸する文庫」に興味があったので時間をかけて各グループの説明を受けた。
学生たちは指導教官から「呼吸する文庫を提案する」という課題を与えられた。与えられたのはこのキーワードだけである。そこからグループワークが始まり,学内外の大学生やアルバイト先の同年代の人へのインタビュー,グループでのディスカッション,発見した問題点のグループ分け・・・という具合に課題解決へ向けた足跡を見せてもらった。
「呼吸するとは何か」「文庫とは何か」「呼吸する文庫とは何か」,各グループのたどった道筋も,到達した結論としての「提案」も異なるが,どのグループにも共通していたのは,コミュニケーションする場としての文庫を提案するという軸だった。
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