レースは造船工学の実験に使う水槽を,10メートル航走するのに要したタイムで競う。2分を越えるとタイムアウトとなり、航走した距離がそのチームの記録となる。
本校から出場したチームは二隻とも直進性能、推進性能ともに課題が山積で、二隻ともコースロープにふれたままタイムアウトとなった。
他チームの船はすべてヒレの回転軸が垂直でヒレを左右に揺動するタイプ,本校は回転軸を水平に置いてヒレを上下に揺動するタイプで,横浜国大の先生からは船の前後の動揺(ピッチング)に対して本校のタイプは優れているはずだとの講評をいただいた。
また,9月23日の公開講座のとき,船を製作する参考のためにもらったタミヤの「メカフグ」をそのまま利用し,ヒレだけを改造したのが2チームあったが,本校はドライブ機構だけを流用した以外はすべて自作だったので,健闘だったと思う。
他校が部活動の一環で出場する中,本校の生徒は,部活動や実習で忙しい身でありながら時間を工面しての参加で,よく頑張ったのに結果がともなわず残念だった。
参加チーム:千葉敬愛高校(1チーム,1位,タミヤ改造),希望ヶ丘高校(1チーム,2位,自作),湘南高校(1チーム,3位,タミヤ改造),横須賀高校(1チーム,特別賞,自作),早稲田高等学院(2チーム,自作),本校(2チーム,自作),以上。
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