プラハの街を立ち去りがたく、朝食後にホテルからほんの少し外出してトラムが行くのをビデオに撮る。
ウィーンも,ブラチスラバも、そしてプラハも、路面電車がよく似合う街だ。歩道だけでなく車道まで石畳だからだろうか。
空港に入ってしまうと別世界なので、今のうちにプラハの空気を肌に染みつかせておこうと思う。
帰国
手配していた車が約束通り8時40分に来た。約20分で空港に着く。
空港カウンターで切符の確認をして荷物を預ける。飛行機が予定通りかどうか問うと、予定通りだというので安心する。出国手続きも円滑にすみ、プラハ通貨の残りで買い物をしてウィーン行きの飛行機の搭乗案内を待つ。
11時20分 プラハ発,OS706
12時15分 ウィーン着
13時05分 ウィーン発,OS051
08時15分 成田着
の予定だった。
しかし、プラハでの搭乗時刻は10時50分からなのに、11時を過ぎても何の案内もない。
係に訊くと、機体整備のために50分遅れると言う。
ウィーン着が50分遅れれば,それは成田行きが離陸する時間と同じなので乗り継ぎができない。
「乗り継ぎできなかったらどうなるんですか?」
「OS051以降の成田行きは満席だからウィーンでホテルに泊まって翌日の便に乗ってもらいます。」
「???」
ということになった。
ウィーンで一泊余分に過ごせると気持ちを切り替えていると,成田往きに接続するように飛ぶと言う。
ウィーンまで約40分、機体はボンバルディアだと思う。
ウィーンの空港の中を乗り継ぎのために走って(今から考えると走る必要はなかったようだが)乗り継ぎ便に間に合った。
1月5日午前8時15分、定刻に成田に帰着。
目的の所にすべて行くことができて、思い出深い旅行になった。
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