論文題目は『科学実践としての理科教育』,永く高校で理科教育に携わってこられたその集大成をもとに,さらに学術的に研究を重ねられた成果を論文にまとめられたものだった。

論文を審査する大学の先生数名と,大学院生,私のような立場の人20名あまりの前で,45分間の発表を行い,さらに45分間の質疑が行われた。一般参加者も質問をして良いことになっており,さすがに博士論文というのは社会的にも価値を問われるのだと思った。
審査用に提出された論文は厚さ3センチ以上もあるようで,審査する先生方はその論文を幾度も読んでいるらしく,発表のあと非常に厳しい質問をしていた。
公聴会のあと一般参加者は退席し,会場には論文提出者と大学の先生方が残って,口頭試問が行われていたようだ。
来週は納得研究会があるので,詳細をうかがうことができるだろう。
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