2011-01-21

特定保健指導

 平成22年12月に「特定保健指導による動機付け支援」の一環として,健康相談を受けた。健康診断の結果,腹囲が85センチメートルを超えたのでその対象になったのだが,その他の数値はほとんどすべて異常ないためあまり問題だとは思っていなかった。
 実は,船に乗っていたときの先輩に昨年夏お会いしたとき,その先輩から毎朝4時に起床して朝勉強をしてから小一時間のジョギングをしているというお話をうかがって,できれば自分もそのようなことをしたいと思っていた。4時起きはどう考えても無理なように思えたので,どのようにしようか思案していたところだった。それで,健康相談に行く数日前の12月20日から,毎朝5時に起きて,4~5キロメートルの速歩による散歩を始めていた。
 12月24日に医療機関に行くと,栄養士さん(保健士さん?)が私の健康診断結果を仔細に見て,次のようなアドバイスをくれた。
 1. 今やっている毎朝の速歩は約160キロカロリーのエネルギ消費に相当する。
 2. これに昼食の白飯を今の量の2~3割減らすと73キロカロリーになる。
 3. 合計で233キロカロリーだから,これを1ヶ月続けると7000キロカロリーになる。
 4. それで体重1キログラム,腹囲にして1センチメートルを減らせる。
 5. それを半年続けて再度受信すること。
 半信半疑だったが,歩数計と腹囲を測るメジャーも貰ったことだし,正月の間も休まず続けた結果,果たして体重1キログラム,腹囲1センチメートル少なくなっている。こうなってくると,エネルギの摂取と消費について俄然興味がわいてくる。歩数計では物足りなくて「活動量計」という測定器具を注文した。これは,三次元の加速度センサーがついていて,歩く,走る,静かにしているなどの状況を判断してMETs(メッツ)とEX(エクササイズ)を計測してくれる計器だ。こういう視点で自分の健康状態を考えたことはなかったので,これも「見える化」のひとつなのだと,ほとんど感動している。
 ちなみに,12月20日から早起き散歩を始めたのは,これまでの生涯で「新年の誓い」を幾度も立てたのに一度として守ったことがないので,昨年のうちに始めておけば,正月の三日坊主で終わらずに続けられそうだと思ったから。
 先週からは,ゆっくりのジョギングを混ぜて,3キロメートルを速歩で,1.5キロメートルをジョギングで40分かけてやるようにしている。寒いけれど,出勤前に汗をかいてとても爽やかだ。

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