今日は休みの日だったが授業の仕込などの仕事をするために出勤した。帰りに妻と時間を合わせて,予約してあった葉山マリーナのキャプテンズルームへ木住野佳子(きしの よしこ)ピアノトリオを聴きに行った。
出演:木住野佳子(pf),西嶋徹(b),藤井学(ds),司会:キャロル山崎。
第1部
Manhattan Daylight (オリジナル)
By the sea(オリジナル)
おいしい水(Agua de Beber,Antônio Carlos Jobim)
シチリアーノ(フォーレ:Gabriel Urbain Fauré)
G線上のアリア(バッハ)
Con Passione(オリジナル)・・・「コンパ しようね!」と笑いをとったが,とても情熱的な曲だ。
第2部
雪待月(オリジナル)
凛嶺(オリジナル)
And I Love Her(John Lennon,Paul MacCartney)
Waltz For Debby(Bill Evans)
Bossa De Funk(オリジナル)
極楽鳥(オリジナル)
アンコール
One Note Samba(Antônio Carlos Jobim)
木住野さんのライブには14年ほど前から通っていて,一時期は毎月都内へ聴きに行っていたのだが,この頃は足が遠のいていた。音楽はやはりライブが良い。その時,その場だけの1回性,これをベンヤミンはauraと呼んだのだのだな,確か・・・。
音楽は演奏者と楽器だけで成り立つものではなく,聴衆も含めた芸術だと思う。緊迫感,グルーブ感,演奏者同士のアイコンタクト,拍手や掛け声等々があって,その時その場だけの感動を得られる。
今日の演奏はジャズの醍醐味を充分に味わえた。激しい曲,日本音階の曲,クラシックのジャズアレンジ,ボサノバ,スタンダードナンバーのワルツフォーデビーは木住野さんらしい変拍子(3拍子,5拍子,4拍子),ベース,ドラムともにドライブ感充分で,とても満足した。
会場の葉山マリーナはさすがにヨットがたくさんあって,元船乗りとしては楽しい場所だ。
今日のライブは湘南ビーチFM 78.9で中継されていたので,演奏開始のときや,残り時間などを示すのにタイムキーパーが合図を送ったり残り時間を示すボードを掲げたりしていた。こういうのは初めてだった。
驚いたことに,湘南ビーチFMというのは,ジャーナリストの木村太郎氏が社長をしていて,今日のライブにも来ていた。ミーハー的に一緒に写真を写してもらったが,パブリシティ上のこともあるのでここには掲載しないでおこう。
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