座間神社はJR相模線の相武台下駅から歩いて6~7分のところにある。御神籤がたくさん結わえられていて、正月の雰囲気がまだ残っていた。行って初めて気づいたが、ここは7年前に亡叔父の1年祭をした神社だった。
ギャラリーに入ると、扇や花など花毛布とよく似た形に折られた帯と、羽子板、生花などが約50点ほどが展示されており、ギャラリー代表の山本さんにお話を伺うことができた。
- 何年か前にアメリカのあるご家庭を訪問した時に、リビングに帯がさまざまな形に折って飾ってあった。
- それが家具や部屋と調和してとても不思議な雰囲気を醸し出していた。
- 帯は締めるか箪笥にしまっておくものであって、折って飾るという発想はなかった。
- その美しさに魅了され、もともと華道をしていたので、帯を折って花器にしてみたところ大きな反響を得た。
毛布は外国から日本にもたらされたものだが、花毛布は日本船独自の習慣で、外国船にはない。一方、帯アートは、日本から帯を持ち帰ったアメリカの家庭から始まった。そしてどちらもよく似た造形だ。なにか関わりがあるかもしれない。
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