2010-12-08

ジムニー修理完了

 先週のことだけれど,12月4日にジムニーの修理が完了した。
 異常な振動が出て出力が上がらなかった原因は,点火プラグ不良による不着火だった。はじめに自分で推測した原因とほぼ一致していたが,今回の故障でガソリンエンジンに対する自分の知識がかなり古風であることがわかって少々恥ずかしい思いをしている。
 ガソリンエンジンの点火系統は,これまでの自分の知識では,イグニッショントランス → ディストリビュータ → 各シリンダの点火プラグ となっていて,ディストリビュータはエンジンの回転を利用した機械的な装置というものだった。
 しかし,今では軽自動車でもそのような装置ではなくて,各シリンダごとにイグニッショントランスを持ち,そのトランスに点火プラグを直接取り付けてある。そのため,イグニッショントランスから点火プラグまでのコードもない。
 内燃機関の原理的なことは大体わかっていたつもりなのだが,特に自動車は各社が軽量・高出力・低燃費・低環境負荷の技術開発競争になっているので,古典的な知識では追いつかない。知っているつもりで毎日車を運転していたけれど,知らない事だらけだった。うわべだけの知識しか持っていなかったことを,思い知らされた。

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