海洋科学高校に改編されて4回目の卒業式・修了式が行われた。県内の高校で,「修了式」を行うのは専攻科を設置している本校だけだろう。高校3年を卒業して,さらに2年間の課程で学び,合計5年間を本校で過ごした今回の修了生は,5年前に「三崎水産高校」に入学した最後の生徒でもある。
卒業生・修了生と担任はPTA役員手作りのコサージュをつけてもらって式に臨んだ。専攻科生は三級海技士の口述試験が控えているが、みな晴やかな顔をして巣立って行った。チューニックの制服もこれが見納めだ。
花毛布とヒレ推進船の課題研究をした生徒も式後に挨拶に来てくれて、とても嬉しかった。この日のために仕事をしているんだと実感する一日だった。
私の胸に着けてもらったコサージュは自宅に持ち帰り,グラスに生けた。しばらくは名残を楽しむことができる。
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