第14回神奈川産業教育フェア

今年も第14回神奈川産業教育フェアが横浜そごう9回の新都市ホールで開催された。今年は花毛布を展示し，ステージでは花毛布の歴史について実演とともに発表を行った。
　生徒は緊張しながらも,前回の校内発表を振り返って発表内容と方法を修正し，初めての大舞台で「他流試合｣を行った。実際にステージで発表して初めて気付くことも多かったようで,声が通っていたかどうか，内容がうまく伝わっていたかどうか，いろいろと気になっていたようだ。
　やるとやらないでは1と0の違い，無限大の開きがある。地道に課題研究に取り組んできた生徒を称えたい。
　私のいないときに，元青函連絡船の乗組員だったらしいご高齢の方が花毛布をご覧になって，懐かしそうにいろいろな思い出を語られたそうだ。花毛布ができる限り多くの人の目に触れて，日本の海洋文化として継承できればと思う。