6月21日から行っていた教育実習が無事終了した。今回の実習生は3名で,ホームルーム,部活動,教科(授業)それぞれの場面で積極的に生徒とかかわり,充実した実習をした。
私は実習生に対して次のような支援を行った。
(1)教員の授業と実習生の授業をビデオ撮影し,DVDに記録する。
(2)教室後方から見た生徒座席表と教師卓から見た生徒座席表の準備。
(3)授業を参観したときの記録のとりかたの提案。
(4)授業ログを記録して,その日のうちに振り返る。
(5)授業内容について,生徒が誤解しそうな点を指摘する。
(6)授業の展開順序を入れ替える提案。
(7)その他技法的なことをいくつか。
今までにも幾度か実習生を指導したことはあるが,ビデオ撮影したのは今回が初めてだ。自分の授業は自分では見られないから,後でビデオを見ることによって,鏡を見るように自分の授業を客観的に振り返ることができる。
実習ではあっても,生徒に対して授業を行えば,生徒がよくわかるように,生徒の理解が進むようにする責任がある。そういう場に立つことによって,実習生は授業に責任を持とうとする。
今回の実習生は,毎回の授業の振り返りから,次の授業への課題を自分で設定し,それを克服するように努力していた。私にとっても,二週間で実習生が成長する過程にかかわって,学ぶところが多かった。
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