2009-12-19

にじいろさかな号

 数日前に,大島商船高等専門学校の三原先生から「三崎の『にじいろさかな号』という半没水船を見学しに行きたいのだが,現地の様子が知りたい」と相談があった。私が学生だったときには学内の練習船深江丸機関長兼務の助教授をされていた,とても親しみのある恩師であり先輩なので,この機会にお会いすることにした。
 『にじいろさかな号』は三崎海業公社が運航している観光船で,船底から魚の泳ぐ様子を見ることができるようになっている。大島商船高等専門学校のある周防大島に,最近サンゴが発見されたので,三原先生とそのお友達が中心となってハイブリッド推進システムの観光船を開発し,周防大島観光に活用しようという計画なのだそうだ。
 卒業後に練習船勤務をしていた折,山口県の安下庄(あげのしょう)の近くに船を仮泊させたことがあり,そのときにお会いして以来なので,25年ぶりくらいになる。久しぶりの再会も嬉しかったが,研究成果を地元に還元しようとする姿勢は素晴らしいと思った。


にじいろさかな号



操舵室




海が見える船底の部屋



魚の群れが見える

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