横浜清陵総合高等学校の新入生キャンプを見学した。このキャンプは,昨日から「三浦ふれあいの村」で一泊二日の日程。
初日はウォークラリー,カレーライス作りなどの活動,二日目は総合学科高校の必履修科目である「産業社会と人間」の卒業生による紹介と,クラスごとの活動「たまご救出作戦」。
初日は自分の学校の授業があるので二日目だけを見学した。
昨年までは「産業社会と人間」は先生が説明していたそうだが,今年は卒業生数名による説明で,年齢の近い学生による説明なので親近感があるのだろう,新入生はしっかり聴いていた。卒業生諸子の説明はとてもわかりやすく,また教員とは違う視点からの説明もあって,「なるほど」と合点することも多くあった。
「たまご救出作戦」は2メートルの高さからたまごを落としても割れないようにする装置を考案する競技だ。五人一組のグループに分かれてルールの説明を受けたあと,各グループで作戦を立て,45分間の間に完成し,実演する。1クラス40名なので各クラスに8グループができる。クラスごとに8個のたまごを落下させるのだが,5個を救出させたクラスもあった。
短時間の間にアイデアを出し合い,意見をまとめ,実行に移すという活動は,協力・協調・発想・実行・リーダーシップ・・・など,これからの3年間を実り多い高校生活とする上でとても意義があると感じた。
昼過ぎに三浦ふれあいの村を辞去し,一緒に行った先生と長井海洋実習場のとなりで昼食。私は「2種シラス丼」。これは生シラスと釜揚げシラスがたっぷり乗った丼で,美味。「シラスかき揚げ丼」というのもあったが,どちらも同じ値段。それなら,相模湾から獲れたばかりの生のシラスのほうに軍配が上がるというもの。
午前中の見学も昼食も,充実感に満ちていた。
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