今回は「コンテスト」なので、1回目の「トライアル」の作業記録を見直して、作戦を立て直す。前回よりもどれだけ記録を伸ばすことができたか、そのためにグループで協力し、新しい発想で考えたり別の視点から工夫を加えたりすることができたかを問う。
この図は、本人たちは知らないだろうが、橋梁などで用いる「トラス」といわれる構造である。両支持梁ならば強度を得られるが、片持ち梁の場合には自重が増加するので、水平距離は稼げないと思う。しかし、このような構造を思いついたところは素晴らしい。
2009-04-27
2009-04-26
出航式
2009-04-25
納得研究会
納得研究会に出席。会場は青山学院大学のイノベーションスタジオで、佐伯胖先生はじめ23~25名の参加でにぎわった。
1.駿河大学 青山征彦先生「ハイブリッド・コレクティヴから媒介を考える」
青山先生の発表は理論的で難しかったが,数年前から気になっている「社会的構成主義」と関連が深そうだ。主体は社会的な関連(他の人や物や制度)の中で初めて主体となるというハイブリッド・コレクティブに対する批判と対案ということだが,内容はここを参照したほうがわかりやすい。
難しく感じたが,勉強しないといけないなという刺激を受けた。
勉強しないとわからないなぁと感じたキーワード。
・ハイブリッドコレクティブ
・科学技術社会学
・非-人間のエージェンシー
・アクターネットワーク、これは東大の中原先生のブログにわかりやすく説明している。
2.東京都市大学 岡部大介先生「デザインド・リアリティ -半径300メートルの文化心理学」
岡部先生の発表は,著書の「デザインド・リアリティ」を興味深く読んでいたので,直接話を聴けて面白かった。しかし,小説ではないので「読んで面白かった」の次に来るもの,著者が主張したいことを本当に読み取るにはもっと読み込まなければならないと感じた。
若者,とくに女子高校生のプリクラ写真による友達関係の構築,自分らしさの演出など,現代のテクノロジーに支えられた彼ら彼女らのコミュニティの形成についての話だった。
キーワード
・テクノロジの大分水嶺
・マッシュアップカルチャー
・人工物とのストラグル
・アイデンティティゲーム
1.駿河大学 青山征彦先生「ハイブリッド・コレクティヴから媒介を考える」
青山先生の発表は理論的で難しかったが,数年前から気になっている「社会的構成主義」と関連が深そうだ。主体は社会的な関連(他の人や物や制度)の中で初めて主体となるというハイブリッド・コレクティブに対する批判と対案ということだが,内容はここを参照したほうがわかりやすい。
難しく感じたが,勉強しないといけないなという刺激を受けた。
勉強しないとわからないなぁと感じたキーワード。
・ハイブリッドコレクティブ
・科学技術社会学
・非-人間のエージェンシー
・アクターネットワーク、これは東大の中原先生のブログにわかりやすく説明している。
2.東京都市大学 岡部大介先生「デザインド・リアリティ -半径300メートルの文化心理学」
岡部先生の発表は,著書の「デザインド・リアリティ」を興味深く読んでいたので,直接話を聴けて面白かった。しかし,小説ではないので「読んで面白かった」の次に来るもの,著者が主張したいことを本当に読み取るにはもっと読み込まなければならないと感じた。
若者,とくに女子高校生のプリクラ写真による友達関係の構築,自分らしさの演出など,現代のテクノロジーに支えられた彼ら彼女らのコミュニティの形成についての話だった。
キーワード
・テクノロジの大分水嶺
・マッシュアップカルチャー
・人工物とのストラグル
・アイデンティティゲーム
2009-04-22
情報デザイン研究会
横浜で高校の先生数名と情報デザインに関する研究会を行った。私が初めて実践しているスパゲティカンチレバー,もうひとりの先生(日本学園)が授業の中で実践している6-3-5法などの「意見を出し合ってまとめる」手法などを,情報教育,情報デザイン教育の定義でくくるためにはどうすれば良いか,などを話し合った。
研究会のあとは例によって「記憶の現像所」で議論を深め,明日への活力を養った。
研究会のあとは例によって「記憶の現像所」で議論を深め,明日への活力を養った。
2009-04-18
他校の新入生キャンプ見学
横浜清陵総合高等学校の新入生キャンプを見学した。このキャンプは,昨日から「三浦ふれあいの村」で一泊二日の日程。
初日はウォークラリー,カレーライス作りなどの活動,二日目は総合学科高校の必履修科目である「産業社会と人間」の卒業生による紹介と,クラスごとの活動「たまご救出作戦」。
初日は自分の学校の授業があるので二日目だけを見学した。
昨年までは「産業社会と人間」は先生が説明していたそうだが,今年は卒業生数名による説明で,年齢の近い学生による説明なので親近感があるのだろう,新入生はしっかり聴いていた。卒業生諸子の説明はとてもわかりやすく,また教員とは違う視点からの説明もあって,「なるほど」と合点することも多くあった。
「たまご救出作戦」は2メートルの高さからたまごを落としても割れないようにする装置を考案する競技だ。五人一組のグループに分かれてルールの説明を受けたあと,各グループで作戦を立て,45分間の間に完成し,実演する。1クラス40名なので各クラスに8グループができる。クラスごとに8個のたまごを落下させるのだが,5個を救出させたクラスもあった。
短時間の間にアイデアを出し合い,意見をまとめ,実行に移すという活動は,協力・協調・発想・実行・リーダーシップ・・・など,これからの3年間を実り多い高校生活とする上でとても意義があると感じた。
昼過ぎに三浦ふれあいの村を辞去し,一緒に行った先生と長井海洋実習場のとなりで昼食。私は「2種シラス丼」。これは生シラスと釜揚げシラスがたっぷり乗った丼で,美味。「シラスかき揚げ丼」というのもあったが,どちらも同じ値段。それなら,相模湾から獲れたばかりの生のシラスのほうに軍配が上がるというもの。
午前中の見学も昼食も,充実感に満ちていた。
初日はウォークラリー,カレーライス作りなどの活動,二日目は総合学科高校の必履修科目である「産業社会と人間」の卒業生による紹介と,クラスごとの活動「たまご救出作戦」。
初日は自分の学校の授業があるので二日目だけを見学した。
昨年までは「産業社会と人間」は先生が説明していたそうだが,今年は卒業生数名による説明で,年齢の近い学生による説明なので親近感があるのだろう,新入生はしっかり聴いていた。卒業生諸子の説明はとてもわかりやすく,また教員とは違う視点からの説明もあって,「なるほど」と合点することも多くあった。
「たまご救出作戦」は2メートルの高さからたまごを落としても割れないようにする装置を考案する競技だ。五人一組のグループに分かれてルールの説明を受けたあと,各グループで作戦を立て,45分間の間に完成し,実演する。1クラス40名なので各クラスに8グループができる。クラスごとに8個のたまごを落下させるのだが,5個を救出させたクラスもあった。
短時間の間にアイデアを出し合い,意見をまとめ,実行に移すという活動は,協力・協調・発想・実行・リーダーシップ・・・など,これからの3年間を実り多い高校生活とする上でとても意義があると感じた。
昼過ぎに三浦ふれあいの村を辞去し,一緒に行った先生と長井海洋実習場のとなりで昼食。私は「2種シラス丼」。これは生シラスと釜揚げシラスがたっぷり乗った丼で,美味。「シラスかき揚げ丼」というのもあったが,どちらも同じ値段。それなら,相模湾から獲れたばかりの生のシラスのほうに軍配が上がるというもの。
午前中の見学も昼食も,充実感に満ちていた。
2009-04-17
スパゲティカンチレバー
2年次生の「課題研究」の導入として、スパゲティカンチレバーを行った。この科目は3年次に行う「課題研究」3単位の準備のために週1時間実施する。
「課題」を見つけて研究するためには、なにが課題なのかが「見える」視点が必要だ。そのために、工夫が必要な活動や、班活動で意見を集約する方法、図書室での文献検索、情報の探し方などを体験的に学ぶ。
まず教室に入るときにトランプを引かせて4人1組のグループを作った。今回はルールの確認と、「良いやり方」を見つけるためのトライアル。最長記録は64センチで、最短のチームは計測前に折れてしまったチームの25センチだった。
来週は今回のトライアルをもとに各チーム作戦を立ててコンテストを行う。その次(3回目)でリフレクションを行ってこの単元を終わる。今日は東京の私立高校の先生が見学にみえた。この科目をうまく育てたい。
2009-04-01
新年度はじまる
新年度が始まった。今日はきのうの仕事の続きなのだが,「年度」で区切られている仕事,担当している「単位制支援システム」は特にそのへんの融通が利かなくて,新年度のデータを登録するのに手間取った。用意していたデータに含まれていたホンノ少しの目に見えないような「ゴミ」が犯人だった。エイプリルフールだからというわけではないだろうが,コンピュータにカツガレタような気分である。
この仕事が一区切りついて日々のルーチンが始められるようになると,ようやく昨年3月以来の仕事が一巡する。「コンピュータは,むずかしすぎて使えない!」,読んだ本のそのままを体験している。
この仕事が一区切りついて日々のルーチンが始められるようになると,ようやく昨年3月以来の仕事が一巡する。「コンピュータは,むずかしすぎて使えない!」,読んだ本のそのままを体験している。
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