午後2時から夕方まで納得研究会に行ってきた。会場は青山学院大学(表参道)で,13名の出席だった。大学の先生,小学校の先生,中学校の先生,大学院生,動物園の飼育係,教育番組の企画をしている人,哲学者など,多彩な顔ぶれである。
納得研究会は『コンピュータと教育(岩波新書)』などの著書のある認知心理学者,佐伯胖(さえき ゆたか)先生が主催し,「どんな授業デザインが人を納得的理解に導くか」を実践報告から話し合う研究会で,今回初めての参加。8月に横浜国大の有元典文先生の研修講座「学習環境デザイン」を受講したときに有元先生から誘われていた。初めて参加する人は必ず何か報告する慣わしなので,今回初参加の私ともうひとり(小学校の先生)が発表した。
小学校の先生からは,「図工の評価,過程か作品か?」という観点から,主として造形活動の評価について日々感じていることの報告があった。
私からは学校改編で本年4月から単位制の専門高校となった現場からの報告として,三崎水産高校とはどのような学校だったか?海洋科学高校はどのような学校になろうとしているのか。学校での実習や実習船の遠洋航海のことなど,写真を交えて報告した。
研究会の後は懇親会。研究会で報告を聞いたり話し合ったりしたことを脳の中にチャンク化して記憶させるためにはこの懇親会が大切と考えています。
2 件のコメント:
先日はご報告ありがとうございました。社会との接続、というテーマで教育のあり方を考える良い機会となりました。
研究会に出席してみて,納得研究会が30年以上も続いていることに納得しました。次回もよろしくお願いいたします。
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