2009-05-08

スパゲティカンチレバー3回目

 2年生の課題研究(週1時間)でスパゲティカンチレバーを行ってきた。1回目はトライアル,2回目はコンテストで,今回は,前2回のリフレクションをおこなった。今回が最も重要だと考えている。
 コンテストを行った2回目のときに,①ここを改善したからうまくできた,②ここを改善すればよかった,と思うことを付箋紙1枚に1項目,いくつでも思うことを書き出させ,個人ごとの振返りシートに貼付して回収し,そのシートをコピーしておいた。
 今回は班ごとの振返りシートにその付箋紙を集め,似た意見の付箋紙を近くに貼ってグループにする。そうして班としての振返りを集約したあと,個人ごとのまとめを行って提出させた。こうした手順を踏んだのは,「班ごとに振り返ってみよう」と促すだけでは雑談に終わってしまうことがあるからだ。このような意見の集約の仕方は,この半年ほどの間に「高校における情報デザイン教育研究会」で教わってきたことだが,さっそく実践している。
 今回の取り組みは,生徒ひとりひとりで受け止め方や取り組み方にかなりの差があったが,スパゲティという身近な食品が教材となり,実験材料になることに驚きと面白さを感じ,期待以上の成果をあげる生徒もいた。

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