2008-12-28

社会文化的珈琲メイカーズ

 上大岡の「ひまわりの郷」に,娘がピアノを教わっている先生が不定期に催している音楽会へ行った。


(我が娘も出演し,イタリア古典歌曲の「たとえつれなくても」を歌った。)


 帰りにコーヒーを飲みにスターバックスに入ったとき,『デザインド・リアリティ』のpp.22-29の「社会文化的珈琲メイカーズ」の内容を思い出しながら,店員の所作をつぶさに観察した。なるほど,店員は客のオーダーを復唱しながら,紙カップにオーダーの内容をペンで書き込んでいた。
 私のオーダーはごく簡単な「スターバックスラテ」,サイズはもっとも大きな「Venti / ベンティ」で,妻と半分こ。このほうが経済的なので。
 よく見ていると,オーダーを間違えてメモしたことを気付いたときに,店員はそのカップを廃棄していた。私の次の客はカップ持参だったので,店員はオーダー内容を復唱した上で「マイタンブラー!」と付け加えていた。この場合はカップにオーダーをメモできないので,何か他のメモを使ったのだろうか?
 機会があれば,焼肉店でも店員の観察をして見たいが,こちらは一人で行ってもつまらないし,かと言って家族で入るには資金的に"ある覚悟"が必要だからなぁ・・・
 『デザインド・リアリティ』を読んで,街の景色がなんだか面白くなってきた。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

> 『デザインド・リアリティ』を読んで,街の景色がなんだか面白くなってきた。

おお。素敵なキャッチコピーをありがとうございます。CMみたい。

> サイズはもっとも大きな「Venti / ベンティ」で

小生頑なに「中くらいの」「小さいの」と伝えてます。聞き慣れぬカタカナを発音するのはとてつもなく恥ずかしいです(笑)

Green-Flash さんのコメント...

 『デザインド・リアリティ』は,心理学が身近な学問領域だと気付かせてくれる一冊だと思います。
 「グランデ」とか「トール」とか言うのは私もちょっと恥ずかしいです,確かに。何で日本語で言わないんでしょう?
 一等車のことを「グリーン車」って,なんだか意味不明で,"エコな生活"みたいに,"環境に配慮した車両"などと誤解されそうに聞こえますね。